第23回 作業関連性運動器障害研究会 定例会 (2020.5.24@旭川. 於:第93回日本産業衛生学会. 誌上開催)


テーマ:第一次産業における作業関連性運動器障害予防のための作業支援

座 長:榎原毅(名古屋市立大学大学院医学研究科環境労働衛生学分野 准教授)

    泉博之(産業医科大学人間工学研究室 准教授)

演 者:田中孝之(北海道大学 情報科学研究科 准教授)

作業関連運動器障害研究会では、北海道において開催される産業衛生学会に合わせて第一次産業における作業支援をテーマに選定いたしました。作業環境のコントロールが困難である第一次産業における作業関連性運動器障害の予防をどの様に行うべきなのかを参加された皆様と一緒に考えたいと思います。今回は特別講演を北海道大学の田中孝之先生に「農業・漁業における作業支援」と言う内容でお願いしております。田中先生は、装着型のアシストツールである「スマートスーツ・ライト」の開発者です。スマートスーツ・ライトはモーターなどの動力を利用しない装着型アシストツールであり、農業事業者を初めとした多くの第一次産業従事者から支持されております。ロボットの研究者である先生がモーターを使わないツールにこだわる理由とは?また、田中先生が提唱する「軽労化®」の考え方は、労働者の健康を創り出す(助ける・鍛える)と言う内容が含まれており、健康寿命の延伸にもつながると言えます。本研究会への多くの方の参加をお待ちしております。

世話人:榎原 毅(代表),泉 博之,岩切 一幸,宇土 博,北原 照代,白星 伸一,菅間 敦,谷 直道,冨岡 公子,中谷 敦,舟橋 敦,三橋 徹,吉川 悦子