第24回 作業関連性運動器障害研究会 定例会 (2021.5.19@長野. 於:第94回日本産業衛生学会. 誌上開催)

テーマ:作業管理とばく露限界について考える~重量物取扱基準の国内外動向~

座 長:榎原 毅(名古屋市立大学)

演 者:泉 博之(産業医科大学)、北原 照代(滋賀医科大学)、菅間 敦(労働安全衛生総合研究所)

内 容:作業管理の重要な使命として、作業関連性筋骨格系障害の発生予防がある。とりわけ、重量物取り扱い作業は、作業関連性運動器障害の重要な発生要因であることは言を俟たない。諸外国では、重量物取り扱い作業の評価について多くの議論が重ねられているが、我が国における重量物取り扱い作業の評価あるいはばく露限界に関する議論はまだ発展の途にある。国内における重量物取扱基準は、職場における腰痛予防対策指針、年少者労働基準規則、女性労働基準規則で各々定められているが、国際的な動向とは一致していない面が多い。本自由集会では現状の国内基準、重量物取扱に関する国際人間工学規格規格(ISO)、腰痛のリスクファクタについて各氏より報告頂き、重量物のリスクアセスメントの方向性について意見交換を行うことを予定している。

世話人:榎原 毅(代表),泉 博之,岩切 一幸,宇土 博,北原 照代,白星 伸一,菅間 敦,谷 直道,冨岡 公子,中谷 敦,舟橋 敦,三橋 徹,吉川 悦子