第26回 作業関連性運動器障害研究会 定例会 (2022.5.26@高知. 於:第95回日本産業衛生学会 自由集会 [Zoomによるオンライン配信あり]

テーマ:重量物取扱いと腰痛予防そして作業支援

日 時:2022年 5月26日(木) 17:00-18:00

場 所:オーテピア4F 研修室(高知市追手筋2丁目1-1)


概 要:重量物取り扱い作業は腰痛発生の主な要因であり、作業関連性運動器障害の予防対策において重要なテーマである。2021年に国際人間工学規格規格(ISO) 11228-1(人間工学-手作業による取り扱い-第1部:持ち上げ,持ち下げ及び運搬)が改訂された。本規格には重量物取り扱いに関する腰痛の発生リスクを評価するための手法が多数紹介されている。今回の研究会では、まず腰痛のリスクファクタやその評価手法について当研究会の2名の各世話人が報告する。次いで第一次産業における重量物取り扱いの作業支援に関して、スマートスーツ・ライトの開発者であり「軽労化®」の提唱者でもある北海道大学の田中先生からご講演いただき、フロアも交えて重量物のリスクアセスメントと作業支援の方向性について意見交換を行うことを予定している。


プログラム

座長挨拶:榎原 毅 (名古屋市立大学, 代表世話人)

講演Ⅰ (15分):ISO11228-1規格の概要・リスクアセスメント方法の解説/菅間 敦(労働安全衛生総合研究所)

講演Ⅱ (15分):腰痛のリスクファクタと対策/北原 照代(滋賀医科大学)

講演Ⅲ (15分):作業の軽労化/田中 孝之(北海道大学)

質疑応答・まとめ


世話人:榎原 毅(代表),泉 博之,岩切 一幸,宇土 博,北原 照代,白星 伸一,菅間 敦,谷 直道,冨岡 公子,中谷 敦,舟橋 敦,三橋 徹,吉川 悦子