2019年度活動計画

1.第 21 回研究会の開催

2019年産業衛生学会(名古屋)開催時の自由集会として開催する。

①「提言 働く女性の健康確保を支援するために」(日本産業衛生学会・政策法制度委員会、2018年8月1日公表)についての報告

1)北原照代「女性労働者と作業関連性運動器障害」

2)榎原毅「エルゴノミクスからみた働く女性の安全」

②会務報告


2.第92回日本産業衛生学会にてシンポジウムを企画提案

テーマ:「センサー技術が拓く身体負担の可視化技術:作業関連運動器疾患の新解析アプローチ」

趣旨:近年、ウエアラブルセンサーの技術発展に伴い、作業負担の可視化技術が開発されつつある。生体情報・作業姿勢など各種センサーから取得する時系列データの利用も可能となり、産業人間工学・産業疫学研究への応用も期待される。新解析アプローチの産業衛生分野への応用可能性を議論する場としたい。

演者

コーディネーター・司会:榎原 毅(名古屋市立大学)/泉 博之(産業医科大学)

・田中孝之(北海道大学)

*センサーを用いた軽労化のための身体負担の可視化技術について紹介

・瀬尾明彦(首都大学東京)

*デジタルヒューマンを用いた身体負担評価シミュレーション技術を紹介

・泉 博之(産業医科大学)

*疲労度をセンサーにより可視化する技術の産業保健応用の可能性について紹介

・榎原 毅(名古屋市立大学)

*スマホ内蔵センサーを用いた頚肩部筋骨格系症状のリスク推定法について紹介

<指定発言>

・宇土 博(ウド・エルゴ研究所)


3.第22回研究会の開催

2019 年度は、12月頃(予定)に、京都市内にて、一般演題を公募した研究会を実施する。