研究会について

本研究会の概要

私たちは日本産業衛生学会所属の研究会として、働く人の作業に起因する腰痛や頸肩腕障害等(作業関連性運動器障害; Work-Related Musculoskeletal Disorders)の発症要因や病態などの探求、および予防、治療、リハビリ、リスク低減、現場の予防的改善・対策の取組みなどを目的として、作業関連性運動器障害を巡る学術的ならびに実践的な活動を行っています。当研究会の会員要件は、原則として日本産業衛生学会の会員で研究会の目的に賛同する個人となります。当研究会へ入会希望の方は、お問い合わせページから【氏名、【所属メールアドレスを記入の上、お問合せ内容の欄に入会希望の旨と【日本産業衛生学会の会員番号】を記載してご送信ください。

世話人体制(2021.6.1現在)

代表世話人 榎原 毅

産業医科大学 産業生態科学研究所

人間工学研究室 教授

代表世話人挨拶

 2019年5月より日本産業衛生学会・作業関連性運動器障害研究会の代表世話人を仰せつかりました,榎原 毅です.

 本研究会は,学会内でも歴史のある頸肩腕障害研究会および腰痛研究会が2008年に合流し,新たに作業関連性運動器障害研究会として発足しました.初代代表世話人である小野雄一郎先生,次いで垰田和史先生のご指導により育まれた歴史ある本研究会の重責を感じつつ,身の引き締まる思いです.

 作業関連性運動器障害(work related musculoskeletal disorders)は作業に伴う動作・作業態様等により,筋肉,腱,神経などの痛みを伴う筋骨格系障害の総称で,学術的な呼称としてはWMSDsと略されて用いられます.腰痛,頸肩腕障害,手根管症候群など多様な症状・症候群が対象となります.第二次産業から第三次産業へと産業構造が変化する現代においても,多様な労働でWMSDsの課題は多く存在し,産業保健上の重要な課題の一つです.本研究会では,医師(専属産業医),安全衛生研究者,理学療法士,疫学研究者,産業看護師,人間工学専門家など学際性に富む会員と共に,社会のWMSDs課題解決に資する研究の発信,提言を精力的に進めて参ります.

 日本産業衛生学会は,100周年を迎える2029年に向けて「100周年を見据えたミッションと重点活動事項」を定めています.当研究会の重点活動項目としては,1) 諸外国の動向を踏まえたWMSDs対策についての提言,2) 多様化する働き方への対応,3) 新技術の実践応用への対応(センシング技術,評価手法や新たな技術利用に伴う健康影響の軽減策),4) 学際メンバーによる協働の推進と行政施策への提言,などを掲げ,研究会運営を行います.順次成果はウェブサイトに今後公表して行く予定です.

 私たちの活動に感心のある方,一緒に活動をしたいとお考えの方,WMSDsの最新動向を収集したいとお考えの方は,「お問い合わせ」ページより,入会ください(日本産業衛生学会の正会員であればどなたでも入会できます.入会費・年会費は無料です).

世話人(氏名カナ順)

 泉  博之 (日本製鋼所M&E株式会社 )

 岩切 一幸 (労働安全衛生総合研究所)

 宇土  博 (友和クリニック)

 北原 照代 (滋賀医科大学)

 白星 伸一 (佛教大学)

 菅間  敦 (労働安全衛生総合研究所)

 谷  直道 (一般財団法人日本予防医学協会)

 冨岡 公子 (奈良県立医科大学)

 中谷  敦 (日立製作所 水戸健康管理センタ

 舟橋  敦 (マツダ株式会社 健康管理センター)

 三橋  徹 (ひまわり医療生活協同組合 田島診療所)

 吉川 悦子 (日本赤十字看護大学)