第28回 頸肩腕障害研究会 (1990.2.24@名古屋)
第28回 頸肩腕障害研究会 (1990.2.24@名古屋)
以下の9演題の報告があり、手話通訳者の頸肩腕障害を労働生理学的にどのように解釈すべきか、表面筋電図による評価方法の長所、短所、頸肩腕障害に関する誤解など活発に討論が交わされた。参加者は全国から22名であった。
1.筋肉疲労からみた肩・上肢障害の問題
○大西徳明(東京農大生物産業)
2.手話通訳者の頸肩腕障害
○垰田和史(滋賀医大予防医学)
3.筋電図による作業中局所筋負担の評価
○井谷徹(岡山大医衛生)
4.簡易型筋電計による評価の問題点
○中迫勝(関西医大衛生)
5.米国における職業起因性筋骨格系障害の現状
○宮尾克、近藤高明(名大医衛生)
6.自覚症状と労働満足度との関連
○中山健夫、山本卓(東京医歯大難治研)、阿部真雄(中災防)
7.頸肩腕障害への誤解
○北山孝允(労働衛生協会)
8.保育所労働者の職場復帰過程における体力変化
○島岡みどり、蛭田秀一(名大保体セ)