第3回 頸肩腕障害研究会 (1975.1.31@東京)
第3回 頸肩腕障害研究会 (1975.1.31@東京)
頸肩腕症候群委員会元委員長堀口教授外元委員も含めて約40名の出席者を得、午前11時から午後4時まで、頸肩腕障害の病像分類と管理区分の関連付けをめぐって、熱心な討論がかわされた。また既に提案された病像分類や頸肩腕障害という呼称についても、必ずしも全面的賛同が得られず、いろいろと批判があるので、これらの問題についても研究会として再検討すべきであろうとの提案がなされた。
研究発表
1. 機械化事務作業者等の健康管理区分に関する私案
○菰池義彦(住友病院産業衛生研究室)、堀口俊一(大阪市大医衛公衛)、三尾豊(産業衛生研究会)
2. 機械化事務作業者の経時的観察と発症の予知
○矢野栄二、菰池義彦(住友病院産業衛生研究室)、木村正己(住友病院整形外科)、堀口俊一(大阪市大医衛公衛)
3. 身体所見と症度
○三宅成恒(京都吉祥院病院久世診療所)
4. 事務系職種女子の《頚腕》:新患を除く外来受診者(症度3~5)の病型と《頚腕》委員会アンケートの成績など
○中村美治(東京鬼子母神病院)