第5回 頸肩腕障害研究会 (1975.10.19@大阪)
第5回 頸肩腕障害研究会 (1975.10.19@大阪)
今回は次の二つのテーマをもって開かれた。すなわち、まず、労働省認定基準の検討、ついで、作業の生理的負担の調査方法を、討議のテーマとした。あと、前回に中間報告のあった小委員会報告がなされた。その他、報告事項として、文部省科研「職業起因性頸肩腕障害」研究班と当研究班との関係について、研究会で提起された課題を研究班でも検討することによって、相互の関係を維持すること、また、日本産業衛生学会の用語集の発刊に伴い、職業性頸肩腕障害の英訳術語をOccupational Cervicobrachial Disorderとして提案することの報告があった。参加者は30数名であった。 (堀口俊一記)
Ⅰ.討議
1.労働省新認定基準の検討
2.作業の生理的負担の調査方法について
3.レジ作業の生理的負担の調査方法について
○西山勝夫(関西医大衛生)
4.事務作業者の生理的負担の調査方法
○菰池義彦(住友病院産衛研室)
Ⅱ.小委員会報告
1.「頸肩腕障害の病像分類を改定するか否かについての検討」に関する小委員会報告
関西地区小委員会委員 〇木村正己、細川汀、三宅成恒、菰池義彦、堀口俊一
2.「上肢作業者の健康管理区分」に関する小委員会報告
関東地区小委員会委員 〇北山孝允、荒井保経、中村美治、浦本瀋一、御厨潔人、橋田学、今宮俊一郎、重田定義